薬師如来
仏教(如来) 医薬と治癒の仏 比叡山延暦寺・根本中堂本尊

薬師如来 (ヤクシニョライ)

「手のひらに万病を癒やす薬壺を載せ、現世を生きる人々の苦しみに寄り添う大医王仏。
比叡山の1200年の不滅の法灯の奥で、静かに世界を照らし続ける慈悲の覚者。」

主なご利益 無病息災・当病平癒、健康回復・延命長寿、心身安泰
持ち物・シンボル 薬壺(やっこ)、十二神将、不滅の法灯
主な祀られる社寺 比叡山延暦寺(滋賀)、薬師寺(奈良)

30秒でわかる薬師如来(ヤクシニョライ)

薬師如来(医王如来)は、東方の清らかな「浄瑠璃世界」に住み、いま現世で病気や苦痛に苦しんでいる人間を直接救う**「仏教界のスーパー名医」**です。
左手の上に載っている小さな壺「薬壺(やっこ)」には、肉体のあらゆる病気を治す霊薬だけでなく、人の心を蝕む怒りや悩み・不安といった「心の病」を治療する特別な薬が入っています。

人々を救うための「十二の大願」

誓願 1

すべての人の身体と病苦を癒す

生まれつき体が不自由な人や、難病・怪我に苦しむすべての人の体を整え、健康と安らぎをもたらすことを固く誓いました。

誓願 2

飢えや貧困から人々を救い出す

食べ物や衣服に困っている人々に豊かな恵みを与え、安心して善い行いができる生活環境を整える誓いを立てました。

なぜそのご利益?(納得の因果関係)

ご利益 由来・仏教の因果関係
当病平癒・無病息災 左手に万病の特効薬が入った薬壺を持ち、現世の病を癒やす誓願を立てているため。
健康回復・延命長寿 肉体的な寿命を延ばし、充実した人生と修行を全うできるよう加護を与える。
心の平穏・除災招福 薬師如来に従う「十二神将(じゅうにしんしょう)」が、24時間体制で信じる者を災難から防護する。