住吉三神
神道 海の守護神・禊の神 住吉大社総本社

住吉三神 (スミヨシサンジン)

「イザナギの禊によって海原から生まれた三つの清浄な光。
波の底から水面までを統べ、荒波を乗り越える人々を安全に導く海の守護神。」

主なご利益 航海安全・交通安全、厄除開運・心身清浄、商売繁盛
神使・シンボル 反橋(太鼓橋)、櫂・帆船、白兎
主な祀られる社寺 住吉大社(大阪)、全国の住吉神社

30秒でわかる住吉三神(スミヨシサンジン)

住吉三神は、**底筒男命(ソコツツノオノミコト)**、**中筒男命(ナカツツノオノミコト)**、**表筒男命(ウワツツノオノミコト)**の三柱の神々の総称です。
父神イザナギが死の国(黄泉)の穢れを祓うために海へ入った「禊(みそぎ)」の際、海の底・中層・水面をゆすいだ瞬間に誕生しました。神道で最も根源的な「清め(リセット)」の力と、荒波を鎮めて旅人を導く強力な航海守護の神威を持っています。

神話での大活躍(何をやらかし、成し遂げたか)

エピソード 1

イザナギの禊によって海中から誕生

黄泉の国の不浄を洗い流すため海に入ったイザナギ。海底で体を洗うと底筒男命が、中ほどで洗うと中筒男命が、水面で洗うと表筒男命が次々と生まれました。死と絶望の穢れを乗り越えた瞬間に生まれた「清浄そのものの神」です。

エピソード 2

神功皇后の船団を守り、大阪・住吉の津へ鎮座

神功皇后が海を渡る際、住吉三神が波を平らかにし魚たちに船を押させて無事に渡海を成功させました。凱旋後、大阪湾に面した「住吉の津」に祀られ、遣唐使や交易商人たちの航海安全を守り続けました。

なぜそのご利益?(納得の因果関係)

ご利益 由来・神話の因果関係
厄除開運・心身清浄 神道最大の儀式「禊(みそぎ)」から誕生したため、身に付いた悪気や不運を綺麗さっぱり洗い流す。
航海安全・交通安全 海の深さ・流れ・波のすべてを司り、古代の遣唐使船や船乗りたちを幾度も嵐から救った。
商売繁盛(初辰まいり) 海運と港で栄えた商人の町・大阪の経済を支え、富と福を運ぶ福神として愛される。